先日のブログで、断水時のトイレの流し方についてご説明しましたが、
注意点として書き加えさせていただきます。
ネット上でも意見が飛び交っていたらしいのです…
断水時にトイレを流す時、
水を「直接便器に流し込むのか」
もしくは
「タンクに水を入れるのか」。
正解は「直接便器に流し込む」です!!!
通常時のトイレの洗浄には、
タンク内の水だけでなく、給水された水も含めて洗浄されています。
ですので、タンク内だけの水では汚物を流すための水が不足してしまい、
洗浄不良や詰まりの原因になってしまう可能性があります。
また、トイレの種類によってはタンクまわりに電気部品や、コンセントがあるため、水がかかって故障する恐れもあります。
また、お風呂の残り水などをタンクに入れると、水中の髪の毛などがタンク内部の部品にひっかかってしまう可能性もあります。
これらの理由から、
断水時のトイレの洗浄は
必ず[便器に直接水を流し込む]方法でご使用ください。
断水が予想される災害の場合、
天気予報などを見て前日のお風呂の残り湯を流さずにそのままにしておく、
また台風がひどくなってきたら、水道が出るうちにお風呂に水を張っておく、などの対応が
いざという時とても役に立ちます。
滅多に起きない「断水」ですが、
日頃の心がけや、少しの知識で乗り切れますよ!!!
水詰まり、水漏れのご依頼は↓
2018年9月の一覧
断水時のトイレの流し方!
皆さま台風被害は落ち着きましたでしょうか。
停電・断水で困っている近隣の方もたくさんいらっしゃる中、
我が家は運良く何の被害もなく
断水後の緊急依頼に奔走しておりました。
この台風での「断水」で、友人からも相談された《断水時のトイレの流し方》について、
簡単にご説明しようと思います。
「断水」で困ること、
飲用にはもちろん、トイレや洗面、お風呂に至るまで不自由を強いられます。
まずは[断水時のトイレについて]です。
①用を足した後、蓋、便座、を上に上げる
②バケツ1杯分(6~8L程度)の水を、水飛びに注意しながら一気に流しこむ
③さらに静かに3~4Lの水を流す
④排水管の途中に汚物が停滞する事を防ぐため、2~3回に一度は、多めの水(10~12L)を流す
※使用しているトイレの種類により、水の量は多少異なりますが、
多めに流して悪いことはありません。詰まり防止のためにも、たっぷり流すようにしてください。
トイレの流し方について、ご説明しました。
滅多にない[断水]ですが、
いざという時のために覚えておいてください。
水詰まり、水漏れのご依頼は↓こちらまで
断水時のご家庭での対応!!
皆さま台風被害は落ち着きましたでしょうか。
停電・断水で困っている近隣の方もたくさんいらっしゃる中、
我が家は運良く何の被害もなく
断水後の緊急依頼に奔走しておりました。
滅多に起きることのない「断水」
解除されたその後、どのように対処すれば良いのかお分かりでしょうか?
ここで簡単に基礎知識を書いておきます。
復旧後にはじめて水道をを利用するときは、まずは濁り水を全部出し切ってください。
蛇口をひねり、濁り水が出なくなるまで、水道を出し続けます。
濁り水の種類ですが、
白っぽい濁り水の場合…
水道管に空気の塊が残り、気泡となって混ざったものです。そのまま使っても害はありませんし、しばらくするときれいな水に戻るのでご安心ください
赤っぽい濁り水の場合…
水道管内にある鉄錆が水に混ざったもので、注意が必要です。この場合は蛇口から水を出しっぱなしにし、透明になるのを確認してから使いましょう。洗面、台所両方から出した方が安心です。
また、洗濯機の使用ですが、
濁り水が出なくなった後は、通常通りお使いいただけます。
断水からの復旧直後は水圧が弱くなり、給水に時間がかかってしまうこともありますが、洗浄能力そのものは問題ないので安心してお使いください。
トイレに関しては、必ず、台所や洗面所の水道が通常に戻った後、ご使用くださち。1.2度流していただくと、ゴボゴボと空気が抜ける場合もありますが、その後すぐ通常に戻るかと思います。
ちなみに、万が一濁り水でもトイレに関しては問題ありませんのでそのままお使いください。
簡単ではありましたが、いかがでしたでしょうか。
「濁り水が出る!」とのご依頼はかなり多いです。
落ち着いて対処していただくと、ご家庭で解決できます。
どうしてもご不安な方は、こちらまでご依頼ください。
迅速に対応致します。